「風邪」

昔から「風邪は万病の元」といわれます。特に免疫力が低下した高齢者は、風邪から肺炎を引き起こして命にかかわる状態になることもあるので油断は禁物。がまん強い世代のため、多少具合が悪くても言い出さない事もあり、家族が気にかけ異変を感じたら早く対処してあげることも大切です。また、風邪をひいてしまう前にマスクをする事も、予防として効果的です。

平熱が低い高齢者は発熱がわかりにくい

高齢になると平熱が低くなり、35度台という人も少なくありません。そのため平熱の範囲内と考えてします37度未満の熱でも、高齢者にとっては発熱である場合もあるのです。そのため平熱を把握しておき、それを基準に判断することが重要。

●発熱のサイン

こんな症状に気づいたら、体温を測定してみましょう。
・食欲がない
・特に暑くないのに汗をかいている
・顔が赤くなったり、涙目になっている
・ふだんよりよく水分をとっている
・ふだんより疲れている

●発熱していたらまずは安静

発熱していたら、まずは暖かくして安静を。下着はこまめに変えたほうがいいのですが、寒い季節なら部屋を暖めてから行ってください。水分補給は白湯などにして、体を冷やさないよう注意。安静にしていても2~3日熱が下がらないようであれば受診してください。

●高齢者の咳は注意が必要

せきは思っている以上に体力が奪われるため、長く続く咳は注意!横になると咳が出やすく眠れなくなるため、そんな時は背中にたたんだ布団などを当てて上半身を少し起こしておくと楽になります。また、肺結核や肺気腫など、風邪以外の病気が隠れている可能性もあるため、咳が続くようなら早めに病院へ。

●インフルエンザとどう見分ける?

高齢者にとってとても危険なインフルエンザ。風邪と症状は似ていますが、すぐに関節痛など全身症状が出るようならインフルエンザの可能性があります。イン フルエンザの薬は発症から48時間以内に服用しないと効果がありません。おかしいなと思ったら、すぐに受診をしましょう。

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